恐竜のおもちゃ5選!「ママ、戦おう!」から「まなび」の世界へ!

みなさんこんにちは。STUDYPARK、ママサポーターのももです!
4歳、7歳、8歳の3児の母、子育て真っ最中です。木のおもちゃや、自然育児、モンテッソーリ教育が大好き。

様々な幼児教育の本を読みあさり、モンテッソーリ教育を通信教育で勉強しながら子どももママもハッピーになれる育て方ってなんだろう?と、トライアンドエラーの日々です。

さて、突然ですが、みなさん。
子どもに「ママ、戦おう!」なんて言われたことはありませんか?

実は我が家の8歳児と7歳児は年子の男子。程度の差こそあれ、ふたりとも3歳頃から戦いごっこが大好きになり、ことあるごとに「ママ戦おう!」なんて言ってる時期がありました。

子どもの好きな遊びにはつきあってあげたいけどママはそんなに戦い好きじゃないしなあ・・・なんて気持ちになったり、それに戦い戦い、ってそんなことばっかり言ってて大丈夫?もっと他の遊びもしてほしいのに・・なんていう不安も抱えていました。

この記事では、同じような悩みをもつママたちに「子どもの好き」とママの「想い」両方がかなえられるようなおもちゃ選びや遊びのヒントを提供したいと思います!

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どうして「戦おう!」なの?

3、4歳のころの我が家の息子たちといえば広告の紙で剣をつくり、段ボールで盾やベルトを作り、そして戦う・・・という毎日でした。

どんな遊びをしていても、突然「ママ、戦おう!」って言ってくるのです。
折り紙をすればお相撲さんを折って戦わせているし、じゃあ外で遊ぼう・・・と思うと今度は自転車レースを挑んでくる・・・なんて有様でした。

でもなぜこれほどまでに男の子って戦いが好きなのでしょうか?

それは、この時期の男の子たちは、「つよいものに憧れる時期」だからなのです!
男の子たちの「強いもの」に対する好きという思いやパワー、本当にすごいですよね。

あまりに一途すぎて心配になってしまうこともしばしば、なのですが、実はこの戦い好き、成長過程で欠かせないものなんだそうです。
存分にやらせてあげて大丈夫らしいのですが、ママだって忙しい。そうはいかない時だってありますよね。

ではこの戦いへの情熱とパワー、せっかくなのでママと一緒に楽しく過ごせる方向にも生かしてみましょう!

恐竜のおもちゃのすすめ

我が家のこの時期の息子たち、とっても好きだったおもちゃはこれ。

そう恐竜のフィギュアです。

「強いもの」が大好きな男の子たちには恐竜も大人気です。
娘が通っている幼稚園でも、男の子たちみんなで集まって恐竜の図鑑を眺めていたりします。
恐竜のおもちゃやカードゲームも人気がありますね。
見ての通り、我が家にはいくつかの種類の恐竜のおもちゃがあります。おみやげやプレゼントでいただいたものもあり、メーカー、サイズとも様々です。

モンテッソーリ教育においても、本物に触れることをとても大切にしています。
私がフィギュアを買う時にもなるべく本物に近くなるよう、精巧に作られているものを選びました。
どの種類のものでもよく遊びましたが、小さいフィギュアのほうが値段も経済的で、さらに種類も多かったので、自然と我が家は小さいフィギュアの数が増えていきました。

どんなふうに遊ぶ?

ではどんなふうに遊ぶのでしょう?
モンテッソーリの言語教育で「絵カード合わせ」というお仕事があります。
「絵カード合わせ」ではことばのカードと写真のカードを用意して、一致するものを選ぶ、という作業をするのですが、(たとえば「ねこ」と文字が書いてあるカードとねこの写真を一致させる)

今回の場合は恐竜のおもちゃと、恐竜の写真カードを一致させます。(カードは手作りしてもいですね!)
文字がわかるようになれば、文字カードとフィギュアを対応させることもできます。

絵カード合わせは、文字の習得の準備を促してくれますが、何よりもお母さんと大好きなものを一緒に楽しめた!という気持ち、満足感が子どもの自己肯定感を育んでくれます。

ふたつ目は、いたって普通の遊び方です。恐竜を「お人形さん」として遊ぶ方法。
子育て広場などでの様子を見ると、恐竜のおもちゃをおままごとのお客さんにしたり、赤ちゃんのように抱っこする子もいます。
でもやっぱりよく見かけるのは、恐竜同士を戦わせている遊び方。
「え、やっぱりそうなの?」とがっかりされた方。大丈夫です!
我が家ではこの遊びがのちに大きく発展していったのです。

広がるあそび、広がる世界

結局戦いごっこになってしまうお人形遊び・・・我が家の息子も例に漏れず、恐竜同士を戦わせていました。しかも、数ヶ月という長い時間。

最初は微笑ましく見守っていたのですが、来る日も来る日も戦わせているだけ(に見える)の息子に「こんなことでいいのだろうか・・・もっと名前を覚えたり、遊びを発展させたりしないの?」とヤキモキしてしまった記憶があります。

もともと次男はお相撲が大好き(お相撲さんは強くてかっこいいから)な子だったのですが、フィギュアを手にしてからは毎日恐竜たちを土俵に置いて手で土俵をたたく「トントン相撲」をしていました。

最初はただ戦わせているだけだったのですが、ある時を境に「土俵がよくない(から正しい勝負ができない)」と段ボールで土俵を手作りしはじめ、勝敗に応じて番付表を兄に書いてもらったりするようになりました。

またある時には恐竜たちにかなり精巧にビニールテープを細工して作った「まわし」がついていました。

その後、息子たちは恐竜たちを使って物語を作りながら遊ぶようになりました。
よく聞いていると、大好きな恐竜を自分になぞらえて、学校や幼稚園での生活を再現しているようす。
そこに自分の願望を乗せて恐竜たちを活躍させていて、息子たちの心の中でとても生き生きとした世界が広がっているのがわかりました。

さらに、積み木やカプラなどを使って恐竜の世界を作っていくようになり、遊びは周辺のおもちゃへと広がりを見せていきました。

でもここまではみなさん、よくある風景なのかもしれませんね。

しかし、その後の変化は私には予想外のできごとでした。

「好き」から自発的な「まなび」へ

遊びが発展していく中でも恐竜たちのトントン相撲は続いていましたが、ある日の朝。
息子たちが図鑑を眺めているので、めずらしいこと、とのぞいてみると恐竜図鑑でした。
「何を調べているの?」とたずねると、アロサウルスの足の速さが知りたい、とのことでした。
ティラノサウルスとアロサウルスが戦ったとき、どちらが強いのか?をきちんと判定したい。

そのためには体の大きさや体重だけでなく、足の速さや体の特徴のデータが必要だ、と思い、「そうだ、図鑑で調べればいいんだ」と思ったとのこと。
実は、子どもたちが恐竜に興味を示しはじめた時さりげなく、彼らに恐竜図鑑を紹介し、使い方を見せたことがあります。息子たちは関心は示しましたが、その場限りで自分から図鑑を開くまでは至りませんでした。

まだ字もきちんと読めない彼らには難しく感じたのかもしれませんし、トントン相撲や自分の分身としての「お人形の恐竜」と、「図鑑の恐竜」が同じもの、とはピンとこなかったのかもしれません。

しかし、今回は自分たちで図鑑を手に取り調べた。字にはほとんど興味がなく、自分から本を読むことなんて皆無だった息子が、図鑑を一生懸命読んでいる。これは私にとって大きな驚きでした。

ああ、こういう形で「好き」という気持ちが、自発的な「まなび」へとつながっていくんだ・・・と実感した瞬間です。

息子たちにとってはトントン相撲をしている時も、図鑑で調べるという行為も、同じひと続きの遊びで、どちらも特別なことではないのでしょう。

そう考えると、彼らが好きなことを気がすむまでじっくりと遊ぶ。そこからすでに「まなび」ははじまっているんだ、ということを息子たちから教わった気がしました。

じゃあ親がしてあげられることはなんだろう?

我が家では一度は失敗したかのように思えた図鑑の紹介。でもその後、息子たちは息子たちのタイミングで図鑑を手に取りました。

たとえすぐに興味を示さなくても、また興味が長続きしなくても、子どもたちの「好き」を見守りながら、彼らに合った環境(おもちゃ)を用意してあげることは大切なんですね。

では、どんなものを用意したらいいのでしょうか。おすすめのフィギュア(恐竜のおもちゃ)を5つ選びましたので参考にしていただければと思います!

恐竜のおもちゃおすすめ5選と選び方のポイント

子どもたちがはじめて出会う恐竜です。なるべく精巧で、本物の質感を感じるようなおもちゃフィギュアがよいでしょう。手に入りやすさや、子どもが扱いやすい大きさなども考慮して選ぶとよいと思います。

シュライヒ

シュライヒ

フランスの老舗メーカーのフィギュアです。精巧で値段も手頃、今や大手電気屋さんや大きなおもちゃ屋さん、雑貨やさんでも取り扱っているので手に入れやすいです。

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サファリ

サファリ

ドイツの老舗メーカーです。手頃な価格でたくさん恐竜のおもちゃがはいったチューブはおすすめです。
我が家もこの恐竜おもちゃからはじめました。

フェバリット

日本のメーカーです。我が家にあるのはフェバリットのビニールモデルの恐竜フィギュア。
科学館のミュージアムショップで買いました。子どもが抱っこするのにちょうどよい大きめサイズでさらにやわらかいので小さい子におすすめです。

パポ

パポ

パポ(papo)

フランスの老舗メーカーです。精巧な作りで、なおかつ人の手で着色しているそうです。サファリやシュライヒと比べると少し大きめの恐竜フィギュアです。このTレックスは迫力満点です!

コレクタ

コレクタ

イギリスのメーカーです。恐竜研究の第一人者監修で最新の研究成果に基づいて作られているのだそうです。我が家は子どもが気に入り、動物園で購入しました。

子どもたちの興味の世界をより広げるために、彼らの想像力や五感をしっかりと刺激してくれるような良質な恐竜のおもちゃをぜひ、子育てのパートーナーにしてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?
我が家の場合は恐竜のおもちゃを使ったあそびが、様々な形で発展していきましたが、きっとお子さんそれぞれ、また全然違う発展の仕方をしていくことと思います。
夢中になっていることが、すでに学びのはじまりなのかもしれない・・・なんて思いながら子どもたちの遊びを眺めて見ると、今までとは違った風景が見えてくるかもしれませんね。