赤ちゃんと子どもにおすすめ楽器のおもちゃ10選。楽器は子どもにとって最高の遊び道具!

赤ちゃんや小さな子どもたちに贈りたいおもちゃの中でも人気が高いのが「楽器のおもちゃ」。
きれいな音色は聴覚の発達を促し、楽器を扱う指先の運動が良い刺激になります。

脳の発達にも良いと言われていますが、どんな楽器をいつ頃から与えたらいいのかよくわからないですよね。
赤ちゃん・子ども向けの楽器のおもちゃは選び方が難しいんです。

「楽器のおもちゃ」と書くといかにも子どもだましな気がしますよね。
でも、多感な子どもにこそ、本物の美しい音色が響く楽器を与えたいものです。
音階が正確であることや良い材質のものを選ぶことが重要です。

「そうは言っても、本物の楽器って高いでしょう?」なんて声が聞こえてきそうですね。

この記事では、もはやおもちゃのレベルを超えた「おもちゃの楽器」の中から、お値段もリーズナブルなものをセレクトしてご紹介します。
また、楽器が赤ちゃんや子どもたちに与える影響についてもお話したいと思います。

ぜひ質の良い楽器のおもちゃに触れて、子どもたちと一緒に楽しんでくださいね。

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楽器のおもちゃにはどんな効果がある?

楽器のおもちゃを持った赤ちゃんや子どもたちは、ただ意味もなく音を鳴らしているだけのように見えますね。
でもそんなとき、実は子どもたちは色々なことを経験しています。

例えば、太鼓はバチを使います。
バチをしっかり握るのは、指先や手を使う運動ですし、握ったまま振ってすっぽ抜けないようにするには握力も必要です。
狙いを定めて鍵盤にバチを振り下ろすのは、目と手の協応動作の練習にもなります。

このように太鼓を叩くという動作ひとつをとっても、赤ちゃんや小さな子どもにとってはいろいろな経験になるんですね。

楽器のおもちゃは少々雑に扱っても音が反応してくれます。
これは赤ちゃんにとって新鮮なことで「とても楽しい!」と感じる経験です。
たとえ偶然の動きでも「できた!」を経験して、またチャレンジしたいという気持ちが育まれます。

楽器のおもちゃは赤ちゃんの発達に一役も二役も買ってくれるはずです。
ときにはパパやママが楽器のおもちゃでコミュニケーションをとってあげる、ときには一人で集中して遊ぶ。
そうすると赤ちゃんはぐんぐんと成長していきます!

赤ちゃんの聴覚の発達を知ろう

赤ちゃんの聴覚はママのお腹にいるときから発達をはじめています。
妊娠20週頃から聞こえ始めて、お腹の中でママの声や心音を聞いていると言われています。

また、妊娠28週を過ぎる頃にはお腹の外の音や声も聞こえ始めるそうです。
これはみなさんよくご存知ですよね?
お腹にいるうちから読み聞かせをしたり歌を歌ったりする「胎教」も赤ちゃんの聴覚が発達を始めているからできることですね。

赤ちゃんの聴覚は生まれた後も発達を繰り返していきます。
生後すぐは弱い聴覚ですが、生後3ヶ月頃からママパパの声や音に反応して笑ったり返事をしたりするようになり、生後8ヶ月頃には音が大人と変わらないくらいはっきりと聞こえるようになると言われています。

ちなみに、生後6ヶ月から1歳くらいの間にたくさんの音を聞かせてあげるとコミュニケーション能力や言語の発達にも効果的だとされているんですよ。
聴覚がぐんぐん発達している大切な時期だからこそ、楽器のおもちゃで赤ちゃんの感性を育ててあげたいですね。

本物にふれる重要性!正確な音階・材質がポイント

赤ちゃんに贈る楽器のおもちゃは、やっぱり自然の音がいちばん。
スピーカーから流れる音よりも良質な楽器の音の周波数はリラックス効果が高く、人間の脳に優しいとも言われています。

そんな音質はもちろんですが、正確な音階や良質な材質も楽器のおもちゃを選ぶポイントのひとつ。
特に音階のある楽器は正確な音階が出るものを選んであげましょう。

ピアノやヴァイオリンなどの楽器のお稽古では、家での練習用に一番安価な楽器ではなくある程度の価格の楽器を勧められますが、それは本物の音に触れてほしいからなんです。

赤ちゃんの楽器のおもちゃ選びも同じです。
赤ちゃんのおもちゃにそこまでこだわるの?と思う人もいるかも知れませんね。
でも、赤ちゃんはちゃんと音を聞いています。
小さいうちから正確な音を聞かせていると自然に音階を覚えて、音楽やリズムを聞き取る力が身に付くといわれています。

質の良いものは価格が高くなりますがそれだけの価値があります。
ちゃんとした楽器のおもちゃのほうが、結局ママも赤ちゃんも満足度を高く感じることができるはずです。

月齢&発達別おすすめ楽器の選び方

次は赤ちゃん用の楽器のおもちゃを実際に選んでいきましょう!
月齢&発達別におすすめしたい楽器の選び方をご紹介します。

対象年齢に合った安全性の高いものを選ぶ

赤ちゃん用の楽器を選ぶうえで一番大切な基準にしたいことがあります。
それは安全性の高いものを選ぶということです。

赤ちゃんは物を口に入れたり投げたり落としたりすることが大好き。
誤った使い方はケガや事故になりかねません。
赤ちゃんを守るためにも、まずは対象年齢に合ったおもちゃを選びましょう。

さらに、欧州連合の法律に基づいた「製造物製造基準」に適合していることを示す「CEマーク」や、日本玩具協会が定めた安全基準を満たしていることを示す「STマーク」が付いたおもちゃを選ぶとより安心です。

月齢&発達別におすすめな楽器のおもちゃ

赤ちゃん用の楽器のおもちゃはたくさん販売されていますが、どれを選んだらいいのか悩みますよね。
せっかく購入するなら月齢や発達に合った楽器のほうが赤ちゃんも喜びます。
まずは、発達に合った楽器のおもちゃの種類をご紹介します。

生後3ヶ月頃からはラトルやマラカスがおすすめ

始めての楽器のおもちゃは生後3ヶ月頃が最適。
手で物を握って持つという動作ができるようになる時期です。
赤ちゃんが自分の手をじっと見つめていたら物が持てるようになるサイン!

小さくて軽いマラカスやラトルをあげると、動かした手とおもちゃの音が連動するという動作を覚えていきます。
もちろん、ママやパパが音を鳴らしてあげてもいいですよ。

例えばこんな握るタイプのラトルは赤ちゃんの最初の楽器のおもちゃとしてぴったり。

生後7ヶ月頃からは太鼓などの叩くおもちゃを

お座りができるようになる生後7ヶ月頃からはドラムのおもちゃをおすすめします。
この時期、赤ちゃんは手に持っている物はなんでも叩いて音を鳴らして楽しむように。

食卓でも容赦なく叩くので行儀が悪いようにも思えますが、赤ちゃんは叩くという新しい遊びで楽しんでいます。
そんな時期には太鼓やタンバリンのような叩いて遊ぶおもちゃがおすすめ。
「叩くのやめなさい!」なんて叱らないで、太鼓のおもちゃで思う存分叩かせてあげてくださいね!

ソリッドドラム

PLANTOY(プラントイ)/幅16.0cm 奥行16.0cm 高さ8.5cm

こちらは太鼓のおもちゃとして定番中の定番。
プラントイ社の「ソリッドドラム」ですね。
もちろん、STUDY PARK[スタディパーク]でもお取り扱いしていますよ。

道具が使える1歳頃からは木琴や笛などがおすすめ

1歳を迎える頃になると道具を使うことを覚えていきます。
スプーンを使って食べる、クレヨンを持って絵を描くなど、それまでよりも複雑な動作ができるようになります。

おすすめは、木琴・鉄琴です。
音階もある楽器だから、音楽として楽しむこともできます。
自分で鳴らして楽しむのも良いですし、ママが簡単なメロディーを鳴らしてお手本を見せてあげるのも楽しいですよ。

grillo グリッロ

PMastro Geppetto(マストロ・ジェッペット)/幅28cm 奥行22cm 高さ6.7cm/木のおもちゃ

こちらはSTUDY PARK[スタディパーク]でも大人気の木琴「グリッロ」です。
子ども向けとして作られてはいますが、音色も見た目もとても美しい木琴です。

まとめ

楽器のおもちゃが赤ちゃんにどのような効果があるのかをお伝えしてきました。
きれいな音と優しい手触りの本物の楽器のおもちゃで、赤ちゃんと一緒に音楽を楽しんでみませんか?

今まで音楽に興味が無かったママも、ぜひ赤ちゃんと一緒に楽しんでください。
次回は、おすすめの赤ちゃんのための楽器のおもちゃセレクトをご紹介しますので、そちらも合わせてご覧になって参考にしてくださいね!