生後7ヶ月、8ヶ月、9ヶ月の赤ちゃんは、おすわりやはいはいで世界がぐっと広がる大切な時期。目覚ましい成長は嬉しいけれど、「どんなおもちゃを選べば、この子の発達をしっかりサポートできるの?」と悩んでいませんか?
この記事では、モンテッソーリ教育の視点から、生後7〜9ヶ月の赤ちゃんにぴったりのおもちゃ選びのポイントを徹底解説!
赤ちゃんの「やってみたい!」を引き出し、指先の発達や全身運動を促す具体的なおもちゃの例から、高価な教具がなくても家庭でできるアイデアまでご紹介します。この記事を読めば、もうおもちゃ選びで迷いませんよ。
- 生後7〜9ヶ月の発達(おすわり、はいはい、指先の動き)に合ったおもちゃ選びが最も重要です。
- モンテッソーリのおもちゃは「目的が一つ」でシンプル。子どもの集中力と試行錯誤を引き出します。
- 安全性は最優先。誤飲の心配がなく、木や布など五感を刺激する自然素材がおすすめです。
- おもちゃを与えるだけでなく、子どもが自分で選べる「おもちゃ棚」と、集中を邪魔しない「見守り」の姿勢が大切です。
- 高価な教具は必須ではありません。100均グッズでの手作りや、おもちゃのサブスクも賢い選択肢です。
【月齢別】生後7・8・9ヶ月の発達とモンテッソーリ教育のポイント
生後7ヶ月:おすわりが安定し、両手が自由に
生後7ヶ月は、多くの子どもがおすわりをマスターし、視界がぐっと高くなる時期です。
これまで支えに使っていた両手が自由になることで、赤ちゃんの世界は大きく変わります。
両手で同時におもちゃを持ったり、右手から左手に持ち替えたり、おもちゃ同士をカチカチと打ち鳴らしたり。
指先を使った探索活動がどんどん活発になっていくんです。
この時期には、ぜひ両手で存分に遊べるおもちゃを用意してあげましょう。
自然素材の木製や布製のおもちゃは、五感を豊かに刺激してくれるのでおすすめです。
シンプルな形で、赤ちゃんの自主的な発見や工夫を促す感覚遊びを大切にしたいですね。
生後8ヶ月:ずりばい・はいはいで世界が広がる
赤ちゃんの行動範囲が一気に広がる生後8ヶ月。
ずりばいやはいはいで自分の意思で移動できるようになり、目に入るものすべてに興味津々!
この爆発的な探索意欲こそが、成長の大きな原動力なんです。
モンテッソーリ教育では、この時期に「整えられた環境」を用意することを非常に大切にします。
赤ちゃんが安全に、そして自由に探索できる空間を準備してあげましょう。
床に危険なものがないか、コンセントはカバーされているかなど、赤ちゃんの目線で部屋をチェックしてみてください。
その上で、興味を引くようなカラフルなボールなどを少し離れた場所に置くと、運動能力の発達を自然に促すことができますよ。
赤ちゃんの目線で部屋をチェックし、安全な環境づくりを心がけましょう。危険なものを片付け、興味を引くものを安全な場所に置くことで、安心して探索を促せます。
生後9ヶ月:つかまり立ちと指先の探究
テーブルの上のものに興味津々!
生後9ヶ月になると、つかまり立ちで大人の世界を覗き込もうとする姿が見られますよね。
視点が高くなることで、新たな発見がたくさん生まれる時期なんです。
同時に、この時期は指先の動きが驚くほど器用になります。
小さなものをつかむ、ひっぱる、押すといった動作に夢中になるのは、赤ちゃんにとって大切な感覚の発達段階の現れです。
ティッシュを延々と引き出したり、シールの縁をカリカリしたりするのも、大切な指先の運動。
子どもの「やりたい!」という気持ちを尊重し、思う存分、指先を使った遊びに集中できる環境を整えてあげましょう。
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生後7ヶ月、8ヶ月、9ヶ月頃の赤ちゃんは、おすわりが安定し、はいはいやつかまり立ちを始めるなど、目覚ましい発達を遂げる時期です。
この大切な成長期に、赤ちゃんの「やってみたい!」という自主的な探索活動を応援するのが、モンテッソーリ教育の考えに基づいたおもちゃ選びなんです。
子どもの興味や発達段階に合ったシンプルな教具を用意して、集中できる環境を整えてあげましょう。
【指先・手先】器用さを育む知育玩具
赤ちゃんの小さな指先が、最近なにかを上手につかんだり、カチカチと音を鳴らしたりする様子に驚いたことはありませんか?
この時期は、指先の器用さを育む絶好のチャンスなんです。
手と目の協応性、つまり目で見たものに合わせて手を動かす力を養うには、シンプルなものをつかんだり持ち替えたりする遊びがぴったり!
ティッシュを引き出すのが大好きな赤ちゃんには、布を引っ張り出す手作りおもちゃも、指先の良い運動になるのでおすすめです。
木製や布製の自然な素材のおもちゃは、赤ちゃんの五感を優しく刺激し、安心して探索や遊びに集中できる環境を作ってくれますよ。
【全身運動】はいはい・つかまり立ちを応援するおもちゃ
この時期の赤ちゃんは、全身を使って「動きたい!」という欲求が高まる大切な発達段階にあります。
その意欲を自然に引き出し、はいはいやつかまり立ちといった運動をサポートするおもちゃを選んでみませんか?
例えば、はいはいの目標になるような、追いかけやすいボールはおすすめです。
ポイントは、あまり速く転がりすぎないこと。
「あと少しで届く!」という達成感が、赤ちゃんの次への挑戦につながるんですよね。
つかまり立ちが安定していない段階での押し車の使用は控えましょう。個人差が大きく、実際は1歳前後の導入が一般的です。必ずわが子の発達段階を確認することが大切です。
【五感】見る・聞く・触る力を刺激するおもちゃ
カラフルな布を触ってにっこりしたり、優しい音に静かに耳をすませたり…。
赤ちゃんの周りの世界は、新しい発見と刺激でいっぱいです。
視覚、聴覚、触覚といった五感を豊かに育むには、感覚を刺激するおもちゃが活躍します。
様々な手触りの布で作られた感覚ボールや、めくるたびに新しい発見がある布絵本は、赤ちゃんの触覚と視覚に働きかけます。
また、自分で振ると音が出る木製のマラカスのようなシンプルな楽器もおすすめです。
「音が出て楽しい」という繰り返し遊びを通じて、赤ちゃんの感覚が豊かに育まれていきます。
工夫次第で、手作りでも素敵な感覚おもちゃが作れますよ。
後悔しないモンテッソーリおもちゃの選び方3つのポイント
モンテッソーリ教育のおもちゃ(教具)を赤ちゃんに与えたいと思っても、どんなものを選べばいいか迷ってしまいますよね。
高価なものも多いので、後悔しないように選びたいのが親心です。
ここでは、生後7ヶ月、8ヶ月、9ヶ月の赤ちゃんにぴったりなモンテッソーリおもちゃを選ぶための、3つの大切なポイントをご紹介します。
このポイントを押さえれば、赤ちゃんの成長と発達を自然にサポートできる、最高の環境づくりができますよ!
ポイント1:赤ちゃんの「今の発達段階」に合っているか
生後7ヶ月、8ヶ月、9ヶ月の赤ちゃんの発達は、本当に目覚ましいものがありますよね。
昨日までできなかったことが、今日突然できるようになっていたりします。
おすわりが安定し、ずりばいやはいはいで探索活動が活発になるこの時期。
指先の動きもどんどん器用になってきて、小さなものをつかんだり、両手で物を持ったりするようになります。
おもちゃ選びで最も大切なのは、こうした赤ちゃんの「今の発達段階」にぴったり合っていることなんです。
少し簡単すぎても、逆に難しすぎても、赤ちゃんの興味や「やってみたい!」という自主性を引き出すことはできません。
赤ちゃんの今の運動能力や興味に寄り添ったおもちゃを選ぶことで、子どもは遊びに集中し、できた!という達成感を味わいながら成長していくというわけです。
ポイント2:目的が一つでシンプルか
モンテッソーリ教育で大切にされるおもちゃ(教具)の大きな特徴は、「目的が一つ」でとてもシンプルであることです。
例えば、「箱にボールを入れる」「棒にリングを通す」といったように、動きの目的がはっきりしています。
ボタンを押すと音が鳴ってピカピカ光るような多機能なおもちゃは、赤ちゃんにとって刺激が多すぎて、何に集中すればよいのか分からなくなってしまうことがあるんです。
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シンプルな教具は、赤ちゃんが「こうかな?」「こうしてみよう!」と自分の頭で考え、指先を使って試行錯誤する機会を与えてくれます。
この繰り返しが、子どもの集中力や物事をやり遂げる力を育むんですね。
ポイント3:安全性と素材(木製など)
この時期の赤ちゃんは、手に取ったものを何でも口に入れて確かめますよね。
これは、感覚が敏感な唇や舌を使って、物の形や感触を探索している大切な行動です。
だからこそ、おもちゃの安全性は絶対に譲れないポイントになります。
誤飲の心配がない大きさか、万が一口に入れても安全な塗料が使われているかなどをしっかり確認しましょう。
また、モンテッソーリ教育では、木や布といった自然素材のおもちゃを大切にしています。
木製のものは、適度な重みや温かみ、心地よい音が赤ちゃんの五感を豊かに刺激します。
プラスチックにはない自然素材の触覚や聴覚への刺激は、赤ちゃんの感覚の発達にとても良い影響を与えてくれるので、とてもおすすめです!
- 赤ちゃんの今の発達段階に合っているか
- 目的が一つでシンプルか
- 安全性と素材を重視しているか
モンテッソーリ教育の効果を高める「環境設定」と「親の関わり方」

モンテッソーリ教育において、生後7・8・9ヶ月の赤ちゃんの発達を促すには、「整えられた環境」と「適切な親の関わり方」が車の両輪のように大切になります。
この時期の赤ちゃんは、感覚や指先を使い、自ら探索することで世界を学んでいきます。
大人が良かれと思って与える刺激よりも、子どもが自ら興味を持ったものに集中できる環境こそが、自主性や集中力を育む最高の土台になるというわけです。
赤ちゃんが自分で選べるおもちゃ棚の作り方
おもちゃはただ与えるだけでなく、赤ちゃん自身が「これがいい!」と選べる環境を用意することが、モンテッソーリ教育の第一歩です。
自分で選ぶという経験が、赤ちゃんの自主性をぐんぐん伸ばしていくんですよ。
ポイントは、たくさんの選択肢を与えすぎないこと。
おもちゃが多すぎると、赤ちゃんは何で遊んでいいか分からなくなってしまいがちです。
少数精鋭のおもちゃを、低い棚やカゴにゆったりと並べてあげましょう。
この「自分で選ぶ」環境作りには、簡単なコツがあります。
- 棚は赤ちゃんの目線に合わせた低いものを選ぶ
- 一度に並べるおもちゃは2〜3種類に絞る
- 種類ごとにカゴやトレイにまとめる
- 赤ちゃんの興味に合わせて定期的におもちゃを入れ替える
こうすることで、赤ちゃんは自分の「やりたい!」という気持ちに素直に従い、遊びに深く集中できるようになるんです。
親の役割は「提示」と「見守り」
モンテッソーリ教育における親の役割は、先生のように教え込むことではなく、子どもの活動を援助することです。
その中心となるのが「提示」と「見守り」という関わり方なんです。
「提示」とは、おもちゃの正しい使い方を、親がまずやって見せること。
言葉で説明するのではなく、ゆっくりとした正確な動きで「こうやって使うんだよ」と伝えます。
これにより、子どもは道具への尊敬の念を学び、より深く遊びの世界に入っていけるというわけです。
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そして、赤ちゃんが遊びに集中し始めたら、親は手や口を出さずに静かに「見守り」ます。
この静かな時間こそが、子どもの集中力や自分でやり遂げる力を育む、最高のプレゼント。
つい口出ししたくなる気持ちをぐっとこらえて、赤ちゃんの探索と発見の瞬間を温かく見守ってあげてくださいね。
高価な教具は不要!家庭でできるモンテッソーリのアイデア
モンテッソーリ教育と聞くと、特別な木製教具を揃えなければいけない、というイメージがありませんか?
実は、高価な教具がなくても、家庭にある身近なもので赤ちゃんの知的好奇心や指先の発達を促す環境は作れるんです!
大切なのは、子どもの「やってみたい!」という興味の芽を見つけて、それをサポートすること。
ここでは、生後7・8・9ヶ月の赤ちゃんが夢中になる、家庭で簡単にできるモンテッソーリのアイデアを3つご紹介します。
100均グッズや身近なもので作る手作りおもちゃ

「モンテッソーリ教具って高価でなかなか手が出せない…」なんて思っていませんか?
実は100均グッズや身近な素材で、赤ちゃんの感覚を刺激する手作りおもちゃが簡単に作れるんです!
例えば、空のペットボトルや段ボールに穴を開けて、小さなボールや布を入れる遊び。
指先の運動能力や集中力を養うのにぴったりの遊びなんですよね。
素材の感触や音の違いを楽しみながら、赤ちゃんの今の興味や探索したい気持ちを存分に満たしてあげましょう。
日常生活そのものが最高の「おしごと」に
モンテッソーリ教育で「おしごと」と呼ばれる活動は、特別なものではなく、日常生活の中にたくさん隠されています。
生後7・8・9ヶ月の赤ちゃんにとって、洗濯物をカゴから出したり、ティッシュを箱から延々と引き出したり、引き出しを開け閉めしたりする行動は、立派な探索活動なんです!
これらは指先の運動になったり、物の仕組みを学んだりする大切な経験というわけです。
大人の真似をしたがるこの時期、安全な環境を整えて、子どもの「やりたい!」気持ちを尊重してあげましょう。
危険なものを取り除いた「赤ちゃん専用の引き出し」を用意するなどの工夫もおすすめです。
おもちゃのサブスクリプションを活用する
たくさんのおもちゃを前に「どれが本当にこの子の発達に合うんだろう…」と悩んだ経験はありませんか?
そんな時にとても便利なのが、おもちゃのレンタル・サブスクリプションサービスです。
専門家が月齢や発達に合わせて選んだおもちゃが定期的に届くので、自分では選ばないような新しい発見があるかもしれません。
さまざまな素材や仕掛けのあるおもちゃに触れることで、赤ちゃんの本当の興味や個性を知るきっかけにもなります。
購入を迷っている木製の高価な教具を試せるのも、大きなメリットだと思いませんか?
合わなければ返却できるので、おもちゃが増えすぎないのも嬉しいポイントです。
高価な教具がなくても、身近なものや日常生活の中で子どもの探索心を育むことができます。大切なのは子どもの「やりたい!」気持ちを尊重する環境づくりです。
よくある質問

Q. おもちゃがたくさんある方が、子どもの刺激になって良いのでは?
実は逆なんです。おもちゃが多すぎると、子どもは何に集中していいか分からなくなってしまいます。モンテッソーリ教育では、2〜3種類のおもちゃを厳選し、子どもが自分で選べる環境を大切にします。
Q. 音が鳴って光る、多機能なおもちゃは避けるべきですか?
必ずしもダメではありませんが、モンテッソーリ教育では目的がシンプルなものを推奨しています。刺激が多すぎると、子どもの自発的な発見や工夫の機会を奪ってしまう可能性があるためです。一つのことにじっくり集中する力を育むには、シンプルなおもちゃが適しています。
Q. 木製の高い教具を買わないと、モンテッソーリ教育はできませんか?
そんなことはありません!100均グッズや空き箱など、身近なもので手作りおもちゃを作ることもできます。大切なのは高価な教具を揃えることではなく、子どもの「やってみたい」という気持ちに寄り添い、集中できる環境を整えてあげることです。
Q. おもちゃをすぐに口に入れてしまいます。どうすればいいですか?
この時期の赤ちゃんにとって、口で確かめるのは大切な探索活動です。無理にやめさせる必要はありません。その代わり、誤飲の危険がない大きさか、舐めても安全な塗料が使われているかなど、おもちゃの安全性をしっかり確認してあげましょう。
Q. うちの子は集中力がなく、すぐにおもちゃに飽きてしまいます…
もしかしたら、おもちゃが今の発達段階に合っていないのかもしれません。少し難しすぎたり、逆に簡単すぎたりすると、子どもの興味は続きにくいものです。お子さんの今の動きや興味をよく観察し、ぴったりのおもちゃを選んであげると、驚くほど集中することがありますよ。
Q. つかまり立ちを始めたので、押し車を与えてもいいですか?
つかまり立ちがまだ安定していない段階での押し車の使用は、転倒の危険があるためおすすめできません。赤ちゃんの腰が据わり、安定して立てるようになってからが一般的です。焦らず、お子さんのペースに合わせて導入を検討しましょう。
Q. 親はどこまで遊びを手伝ったり、声をかけたりすれば良いですか?
モンテッソーリ教育では、親の役割は「提示」と「見守り」です。まずはおもちゃの使い方をゆっくりやって見せ(提示)、子どもが遊び始めたら、集中を妨げないように静かに見守ることが大切です。「上手だね!」という声かけも、子どもの集中を中断させてしまうことがあるため、ぐっとこらえて見守ってあげてください。
Q. おもちゃのサブスクリプションサービスを利用するメリットは何ですか?
専門家が月齢に合わせて選んだおもちゃが届くため、おもちゃ選びの失敗が減ります。また、購入を迷っている高価な木製玩具を試せることや、おもちゃが増えすぎない点も大きなメリットです。お子さんの新たな興味を発見するきっかけにもなりますよ。
まとめ
生後7〜9ヶ月の赤ちゃんへのおもちゃ選び、ポイントは掴めましたか?大切なのは、高価な教具を揃えることではなく、赤ちゃんの「今の発達」をじっくり観察し、「やってみたい!」という気持ちに寄り添うことです。
シンプルで、目的がはっきりしたおもちゃは、赤ちゃんの集中力や探究心をぐんぐん伸ばしてくれます。難しく考えすぎず、まずはわが子が何に夢中になっているか、その小さなサインを見つけてあげてくださいね。
この記事を参考に、まずはおもちゃ棚を少し見直してみませんか?あるいは、身近なもので「これなら作れそう!」という手作りおもちゃに挑戦してみるのも素敵です。赤ちゃんと一緒に、モンテッソーリ教育の考え方を楽しんでみてください!



