新生児が4〜5時間起きる原因と対処法、受診目安を解説

新生児

「うちの子、新生児なのに4時間も5時間もずっと起きてる…」「もしかしてどこか悪いのかな?」初めての育児では、赤ちゃんの睡眠について不安になることが多いですよね。まとまって寝てくれないと、ママやパパも休めず本当に大変です。

でも、安心してください!新生児が長時間起きてしまうのには、ちゃんとした理由があるんです。この記事を読めば、その原因と具体的な対処法、そして「こんな時は病院へ」という受診の目安がはっきりとわかります。赤ちゃんのサインを理解して、親子で穏やかな時間を過ごすヒントを見つけていきましょう!

この記事の要点はココ!
  • 新生児が長時間起きていても機嫌が良ければ「個性」の可能性も。ただし危険なサイン(ぐったり、発熱等)があれば即受診!
  • 長時間起きる主な原因は「生理的な不快感」「睡眠環境」「発達段階の変化」の3つ。
  • 対処法は、まず不快な原因を取り除き、赤ちゃんが安心できる環境を整えることが基本。
  • 疲れすぎる前の「眠いサイン(あくび、ぐずり等)」を見逃さないことがスムーズな入眠の鍵。
  • ママ・パパは一人で抱え込まず、地域の保健師さんなど専門家のサポートを積極的に活用しよう。

STUDY PARKでは赤ちゃんへの「最初のおもちゃ」として高品質なモンテッソーリ・モビールをおすすめしています。
新生児の視覚を優しく刺激し、知的好奇心を引き出すために作られたこのモビール。10年以上もの間、丁寧に作り続けてきました。累計4,000個近い販売実績は、たくさんのママと赤ちゃんに選ばれてきた信頼の証です。詳しくは⬇をご覧ください!

STUDY PARK モンテッソーリ・モビール

まずは赤ちゃんの様子をチェック!機嫌が良ければ心配いらない?

まずは赤ちゃんの様子をチェック!機嫌が良ければ心配いらない?

新生児が4時間、5時間と続けて起きていると、ママやパパは「睡眠時間が足りてない?」「どこか具合が悪いのかな?」と不安になってしまいますよね。

特に初めての育児では、些細なことでも心配になるものです。しかし、まずは慌てずに赤ちゃんの様子をじっくり観察することが大切なんです。機嫌や顔色、おっぱいやミルクの飲み具合など、いくつかのポイントをチェックすることで、その後の対応が見えてきますよ。

ご注意

新生児の平均的な睡眠時間は1日16〜18時間と言われており、起きている時間が4〜5時間続くことは一般的ではありません。長時間連続で起きている場合は、体調不良の可能性も考慮して慎重に観察することが必要です。

機嫌が良ければ「個性」の可能性も

「新生児の赤ちゃんが4時間も5時間も起きている!」と聞くと、何か問題があるのでは?と心配になるかもしれません。

でも、起きていてもご機嫌で、手足を元気にバタバタさせているようなら、過度な心配はいらないケースもあります。生まれたばかりの赤ちゃんでも、睡眠時間には個人差があるんですよね。赤ちゃんの成長のペースを温かく見守ってあげましょう。

こんな様子なら病院へ!すぐに受診すべき危険なサイン

ただし、もし次のような様子が見られたら、それは個性ではなく病気のサインかもしれません。

ママやパパだけで判断せず、速やかに小児科を受診してください。夜間や休日の場合は、こども医療でんわ相談(#8000)などに電話して、専門家の指示を仰ぐことが重要です。

  • ぐったりして元気がない、明らかに顔色が悪い
  • 何をしても泣き止まないほど激しく泣き続ける
  • おっぱいやミルクを飲む力が極端に落ちる、または全く飲まない
  • 38度以上の発熱や、けいれん、嘔吐がある
  • 呼吸がいつもより速い、ぜーぜーしていて苦しそうにしている

ママ

いつもと様子が違うとき、どこに相談すればいいか迷っちゃいます…。

かかりつけの小児科はもちろん、地域の保健師さんや助産師さんも頼りになります。一人で抱え込まず、専門家のサポートをうまく活用してくださいね。

STUDY PARK

なぜ?新生児が長時間起きてしまう主な原因

新生児が長時間起きてしまうのには、いくつかの理由があるんです。赤ちゃんのサインを理解して、親子で穏やかな時間を過ごすためのヒントを見つけていきましょう。

原因1:生理的な不快感がある

もしかして、赤ちゃんは何かを訴えているのかもしれません。言葉で気持ちを伝えられない新生児にとって、ぐずりや泣くことは唯一のコミュニケーション手段なんです。

「お腹がすいた」「おむつが濡れて気持ち悪い」といった基本的な欲求から、「ゲップが出なくて苦しい」「暑すぎる・寒すぎる」といった不快感まで、原因はさまざま。まずは、赤ちゃんが不快に感じていないか、一つひとつ丁寧にチェックしてあげることが大切です。

  • お腹はすいていないかな?(前回の授乳からの時間を確認)
  • おむつは汚れていないかな?
  • ゲップは出たかな?
  • 部屋の温度や服装は快適かな?
  • 体のどこかが痛そう・苦しそうではないかな?

原因2:睡眠環境が整っていない

生まれたばかりの赤ちゃんの五感は、私たちが想像する以上にとても繊細です。大人にとってはなんてことない日常の光や音が、赤ちゃんにとっては眠りを妨げる大きな刺激になっている可能性があります。

例えば、「部屋の照明が明るすぎる」「テレビや家族の話し声がうるさい」「カーテンの隙間から光が漏れている」など、心当たりはありませんか?赤ちゃんの睡眠リズムを整えるためにも、静かで暗い、安心して眠れる環境づくりを意識してみてください。

ママ

完全に真っ暗で無音にしなきゃダメなのかな?なんだか不安になっちゃいそうで…。

無理に無音にする必要はありませんよ。むしろ、ママのお腹の中にいた時に近い、心地よい雑音(ホワイトノイズ)を流すのもおすすめです。

STUDY PARK

原因3:発達段階による変化

新生児が長時間起きてしまうのは、脳が急速に成長している影響もあります。新生児期は昼夜の区別がつきにくく、睡眠サイクルが短いのが特徴です。

これまでと違う世界に戸惑いや不安を感じて、ぐずりやすくなったり、眠りが浅くなったりすることがあるんですよね。抱っこで安心させてあげるなど、スキンシップを増やすのも効果的です。

ポイントはココ!

赤ちゃんが長時間起きている原因は、不快感・睡眠環境・発達段階の変化が主な要因。まずは基本的な欲求を満たし、落ち着いた環境を整えることから始めましょう。

【おうちで試せる】新生児を心地よい眠りに誘う基本の対処法

【おうちで試せる】新生児を心地よい眠りに誘う基本の対処法

赤ちゃんが心地よく眠りにつくための基本的な対処法をご紹介します。育児の不安を少しでも軽くするために、まずはできることから試してみませんか?

赤ちゃんが寝ない時に試したいことチェックリスト
  • おむつは濡れてない?お腹はすいてない?
  • 授乳後のゲップはしっかり出たかな?
  • 部屋は暗くて静か?室温や服装は快適?
  • おくるみで優しく包んで安心させてあげた?
  • あくびやぐずりなど「眠いサイン」を見逃してない?
  • 朝は光を浴びて、昼夜のメリハリをつけてる?
  • 静かな音(ホワイトノイズ)を流してみた?

まずは不快な原因を取り除く

赤ちゃんがぐずって眠れないとき、その原因はとてもシンプルな「不快感」だったりします。まずはお腹が空いていないか、おむつが汚れていないかを確認してあげましょう。

授乳やミルクの後のゲップがしっかり出せていないと、苦しくて眠れないこともあります。また、室温も大切なポイント。夏は26〜28℃、冬は20〜23℃を目安に、赤ちゃんが快適に過ごせる環境を整えてあげてくださいね。

赤ちゃんが安心する環境づくり

赤ちゃんが最も安心する環境って、どんな場所だと思いますか?実は、ママのお腹の中にいた頃の環境に近い状態なんです。

赤ちゃんが安心する環境のヒントは、ママのお腹の中にいた時の環境にあるんですよ。

STUDY PARK

ママ

なるほど!おくるみで包むのも、お腹の中にいた時の感覚に近いからなんですね!

おくるみで優しく体を包んであげたり、抱っこしてママの心音を聞かせてあげたりするのも効果的です。「シー」という音は、お腹の中で聞いていた血流の音に似ていると言われており、ホワイトノイズとして寝かしつけに活用するのもおすすめですよ。

疲れすぎる前の「眠いサイン」を見逃さない

新生児がごきげんで起きていられる時間は、実は1〜2時間程度と、とても短いって知っていましたか?この時間を超えると、赤ちゃんは疲れすぎてしまい、興奮してかえって眠れなくなってしまうんです。

そうなる前に、赤ちゃんの「眠いサイン」をキャッチしてあげましょう。下記のようなサインが見えたら、寝かしつけを始めるタイミングです!

  • あくびをする
  • 目をこすったり、まばたきが増える
  • 動きがゆっくり、またはカクカクしてくる
  • 表情が乏しくなり、一点を見つめる
  • ぐずり始める

このサインを見逃さず、静かな環境で寝かしつけをスタートすることで、スムーズな入眠につながります。

将来の夜泣き対策にも!新生児期から始める生活リズムの作り方

新生児期の赤ちゃんがまとまって寝ないのは、ごく自然な成長の過程なんです。大切なのは、この時期から少しずつ生活のリズムを意識してあげること。これが、少し先の夜泣き対策にもつながっていくんですよ。

朝と夜のメリハリで体内時計をサポート

赤ちゃんの体内時計はまだ未熟なため、昼と夜の区別がついていません。まずは、大人が意識して朝と夜の環境にメリハリをつけてあげることが大切です。

朝になったらカーテンを開けて、太陽の光を浴びさせてあげましょう。「おはよう!朝だよ」と優しく声をかけるのもいいですね。日中は、生活音がある明るいリビングで過ごすのがおすすめです。

ママ

毎日きっちり同じ時間に行うのは、なかなか難しくて…。

完璧じゃなくて大丈夫!「朝は明るく、夜は暗く」を意識するだけでも、赤ちゃんの体内時計を整える大きな一歩になりますよ。

STUDY PARK

逆にお風呂のあとは、部屋の照明を少し落とし、テレビを消すなどして静かで落ち着いた環境を作ります。この毎日の繰り返しが、赤ちゃんのなかに「明るい時間は活動する時間」「暗くなったら眠る時間」というリズムを育んでいくんです。

ポイントはココ!

生活リズムづくりのコツは「朝は明るく、夜は暗く」の環境作り。完璧でなくても継続することで、赤ちゃんの体内時計が少しずつ整っていきます。

一番大切なのはママ・パパの心の健康。一人で抱え込まないで

一番大切なのはママ・パパの心の健康。一人で抱え込まないで

完璧な育児を目指さなくて大丈夫

「育児書に書いてある通りにいかない…」なんて、自分を責めていませんか?新生児の赤ちゃんとの生活は、想像以上に大変なものですよね。

まとまった睡眠がとれず、常に疲労を感じてしまうのも無理はありません。でも、赤ちゃんには一人ひとり個性があって、育児に「唯一の正解」はないんです!

「こうしなきゃ!」という思い込みは一度手放してみませんか?少し手を抜いたり、誰かに頼ったりしながら、ご自身のペースで進めていくことが大切です。ママやパパが笑顔でいることが、赤ちゃんにとって一番の栄養になりますから。

頼れる専門家や地域の相談窓口

一人で悩まず、まずはパートナーやご家族と今の気持ちを共有してみましょう。言葉にするだけでも、不安な気持ちが少し軽くなるかもしれません。

ママ

専門家の方に相談するのって、ちょっと大げさかなって思っちゃって…。

そんなことないですよ!むしろ小さなことでも気軽に話せる場所なんです。ママの不安が軽くなるのが一番ですからね。

STUDY PARK

それでも心配なときは、専門家のサポートを頼るのがおすすめです。地域の保健センターや子育て支援センターには、育児のプロである助産師さんや保健師さんがいて、親身に相談に乗ってくれますよ。

日々の授乳や睡眠の様子を育児記録アプリなどで簡単にメモしておくと、相談がスムーズに進むので、すごく便利なんです。一人で抱え込まず、ぜひ周りのサポートを頼ってくださいね。

  • 地域の保健センター
  • 子育て支援センター
  • 産婦人科・小児科の病院
  • 1ヶ月健診
  • 自治体が運営する電話相談窓口
ポイントはココ!

育児に正解はありません。完璧を目指さず、困ったときは専門家や地域のサポートを積極的に活用することで、親子ともに健やかに過ごせます。

よくある質問

FAQ よくある質問

Q.新生児が4時間も5時間も起きているのは異常ですか?

一概に異常とは言えませんが、一般的ではありません。起きていてもご機嫌で、ミルクの飲みも良ければ「眠るのがあまり得意ではない子」という個性の可能性もあります。ただし、ぐったりしている、顔色が悪いなどのサインがないか、注意深く様子を見守ることが大切です。

Q.どんなサインがあったら病院に行くべきですか?

ぐったりして元気がない、顔色が悪い、何をしても激しく泣き止まない、おっぱいやミルクを飲まない、38度以上の発熱、けいれん、嘔吐、呼吸が苦しそうなどのサインが見られた場合は、すぐに小児科を受診してください。夜間や休日はこども医療でんわ相談(#8000)などを利用しましょう。

Q.何を試しても寝てくれません。どうすればいいですか?

まずは「お腹が空いていないか」「おむつが濡れていないか」「ゲップは出たか」といった生理的な不快感がないかチェックしましょう。次に、部屋が明るすぎたり、うるさかったりしないか睡眠環境を見直してみてください。それでも寝ない場合は、抱っこやおくるみで安心させてあげるのも効果的です。

Q.赤ちゃんの「眠いサイン」ってどんなものですか?

あくびをしたり、目をこすったり、動きがゆっくりになる、ぐずり始めるといった様子が見られたら、それは「眠いよ」のサインです。このタイミングを逃さず、静かで暗い部屋に連れて行き、寝かしつけを始めるとスムーズに入眠しやすくなります。

Q.新生児期から生活リズムを整えることは大切ですか?

はい、とても重要です。新生児はまだ昼夜の区別がつきません。朝はカーテンを開けて光を浴びせ、日中は明るい場所で過ごし、夜は暗く静かな環境を意識することで、体内時計が整いやすくなります。これが将来の夜泣き対策にも繋がります。

Q.寝かしつけに効果的な方法はありますか?

おくるみで優しく包んであげると、ママのお腹の中にいた時のような安心感が得られて落ち着く子が多いです。また、「シー」という音や換気扇の音などのホワイトノイズも、赤ちゃんが安心する音と言われています。専用のアプリなどもあるので試してみる価値はありますよ。

Q.赤ちゃんが寝てくれなくて、親の私がつらいです。

赤ちゃんが寝てくれないと、ママやパパも心身ともに疲れてしまいますよね。完璧な育児を目指す必要は全くありません。パートナーと協力して休息時間を確保したり、地域の保健センターや子育て支援センターに相談したりして、一人で抱え込まないことが何よりも大切です。

まとめ

新生児が4〜5時間起きていても、まずは慌てずに赤ちゃんの様子を観察することが大切です。機嫌が良ければ個性の場合もありますが、不快な原因が隠れていることも。この記事でご紹介した「不快感を取り除く」「安心できる環境づくり」「眠いサインを見逃さない」といった対処法を、ぜひ今日から試してみてくださいね。

何より大切なのは、ママやパパが一人で抱え込まないこと。育児は24時間休みなしで本当に大変ですよね。少しでも不安なことや辛いことがあれば、パートナーや家族、そして地域の保健師さんや子育て支援センターなど、頼れる専門家をどんどん頼ってください。赤ちゃんの健やかな成長は、ご家族の笑顔から始まります!