【初めての出産準備】水通しはいつ?何を?やり方を完全解説!

新生児の服を水通ししている様子

赤ちゃんの誕生を心待ちにする「出産準備」。中でも「水通し」は、もうすぐ会える我が子を想う特別な時間ですよね!でも、初めてのママにとっては「そもそも水通しってなぜ必要なの?」「いつまでに、何をすればいいの?」と疑問もいっぱいではないでしょうか?

この記事では、そんなママたちの不安を解消します!水通しの基本的なやり方から、必要なものリスト、よくある疑問まで、写真付きでわかりやすく解説。これを読めば、安心して大切な準備を進められますよ!

この記事の要点はココ!
  • 水通しは赤ちゃんの肌を守る大切な準備(化学物質の除去&吸水性UP)
  • 最適な時期は体調が安定している妊娠後期、出産予定日の1〜2ヶ月前が目安
  • やり方は洗濯機の「手洗いコース」か、デリケートな服は「手洗い」で
  • 洗剤は基本的に不要!水やお湯だけで十分キレイになります
  • 干すときは生地を傷めない「陰干し」で。保管時に防虫剤は使いません

また、出産準備をいつ始めるべきかについて、全体の流れを知っておきたいという方は、まずこちらお読みください。
≫ 出産準備いつから始める?妊娠時期別のやることリスト完全ガイド

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水通しはなぜ必要?赤ちゃんのための大切な準備

水通しはなぜ必要?赤ちゃんのための大切な準備

出産準備リストの中でも、特に愛情を感じる作業の一つが「水通し」ではないでしょうか?

小さなベビー服やガーゼを初めて洗濯する時間は、もうすぐ会える赤ちゃんを想う特別なひとときです。

でも、そもそもなぜ水通しが必要なのでしょうか?

これは、生まれたばかりの赤ちゃんをさまざまな刺激から守り、快適に過ごしてもらうための、とっても大切な準備なんですよ!

初めての育児で不安なママも、水通しの理由を知れば安心して作業を進められます。

赤ちゃんの肌を守るため(化学物質の除去)

新品のベビー服には、製造過程で使われた糊(のり)や、シワを防ぐためのホルムアルデヒドといった化学物質が付着していることがあるんです。

大人の肌には問題なくても、生まれたばかりの新生児の肌はとっても薄くてデリケート。

これらの物質が刺激になって、肌トラブルやアレルギーを引き起こす可能性もゼロではありません。

水通しでしっかり洗い流すことで、赤ちゃんが安心して袖を通せる清潔な状態にしてあげましょう。

これは、デリケートな肌を守るための衛生面での大切な一手間というわけです。

新品の服には、製造過程でシワ防止などの目的で化学物質が使われていることがあるんですよ。

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ママ

そうなんですね!赤ちゃんのために、しっかり洗ってあげたいと思います!

生地を柔らかく、汗を吸いやすくするため

水通しをすると、ベビー服の着心地が格段にアップするって知っていましたか?

新品の衣類は、形をきれいに保つための糊が効いていて、少し硬くゴワゴワした感触だったりします。

水通しでこの糊を洗い流すことで、生地が本来持っている柔らかさを取り戻し、ふんわりとした優しい肌触りになるんです。

さらに、吸水性が高まるという大きなメリットも!

赤ちゃんはとっても汗っかきなので、汗をしっかり吸収してくれる衣類はあせもなどの肌トラブル予防に繋がります。

水通しは、赤ちゃんが毎日を気持ちよく過ごすための大切な準備なんですよね。

ポイントはココ!
  1. 新品の化学物質や糊を除去して肌トラブルを予防
  2. 生地が柔らかくなり、吸水性もアップ
  3. 赤ちゃんが快適に過ごせる環境を準備

水通しの基本|いつ、何を準備する?

水通しの基本|いつ、何を準備する?

水通しはいつやるのがベスト?(妊娠後期がおすすめ)

初めての出産準備、水通しはいつやるのがベストか迷っていませんか?

おすすめの時期は、体調が比較的安定している妊娠後期、出産予定日の1〜2ヶ月前頃です。

臨月に入るとお腹も大きくなり、洗濯物を干したり取り込んだりする作業が負担になることも。
だからこそ、時間に余裕がある天気の良い日を選んで行うのがベストなんです!
パパと協力しながら、赤ちゃんの準備を進めるのも素敵な時間になりますよね。

ご注意

時期は個人の体調や生活状況によって前後しても大丈夫です。無理をせず、体調を最優先に進めてください。

水通しが必要なものリスト

基本的には、デリケートな赤ちゃんの肌に直接触れる布製品は水通しをしましょう。

ママ

肌着やガーゼだけじゃないんですね!布のおもちゃも水通しするなんて知りませんでした!

そうなんです。赤ちゃんは何でも口に入れてしまうので、衛生面を考えて洗っておくと安心ですよ。

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  • 肌着類(短肌着、長肌着、コンビ肌着など)
  • 衣類(ロンパース、セレモニードレスなど)
  • 布小物(スタイ、ガーゼハンカチ、ミトン、靴下など)
  • 寝具・タオル類(おくるみ、バスタオル、シーツ類など)
  • その他(布製のおもちゃ、抱っこ紐のよだれカバーなど)
ご注意

すべてのアイテムで洗濯表示を確認し、洗濯可能なもののみ水通しを行ってください。

事前に準備するもの

水通しをスムーズに進めるためには、事前の準備がとっても大切です。

まず推奨したいのが、洗濯槽の掃除です。
赤ちゃんのための清潔な衣類を洗うのに、洗濯槽が汚れていては意味がありませんよね。
専用のクリーナーで、しっかりお掃除しておくことをおすすめします!

そのほか、小さな衣類や紐付きの肌着を守る洗濯ネットや、ベビー服を干すためのベビー用ハンガーも準備しておくと便利です。
洗い終わったものを清潔に保管できる収納ケースやベビーダンスも忘れずに準備しておくと、その後の育児もスムーズになりますよ。

【写真で解説】水通しの具体的なやり方

【写真で解説】水通しの具体的なやり方

洗濯機で簡単!基本のステップ

ほとんどのベビー服やガーゼは、洗濯機を使って手軽にできるんです!

まずは、洗濯を始める前に洗濯槽をきれいに掃除しておくこと。
事前に洗濯槽クリーナーなどを使って、目には見えない雑菌やカビを取り除き、赤ちゃんのための清潔な環境を準備しましょう。
次に、衣類の洗濯表示を確認し、小さな肌着や靴下、紐が付いているものは洗濯ネットへ。
コースは「手洗いコース」や「弱水流コース」といった、デリケートな衣類に負担の少ないものを選ぶのがおすすめです。
生地を傷めないよう、脱水は1〜3分程度の短い時間に設定するのを忘れないでくださいね。

デリケートな衣類は手洗いで

オーガニックコットンや繊細なレースが付いたセレモニードレスなど、特にデリケートな衣類は手洗いが基本です。

まずは清潔な洗面器やベビーバスにぬるま湯を張り、衣類を浸します。
ゴシゴシこすらずに、優しく揺らしたり、押したりして洗うのがポイントなんです。
その後、きれいな水に入れ替えて、洗剤が残らないように2〜3回しっかりすすぎましょう。
最後に、ぎゅっと絞ると生地が傷んでしまうので、清潔なタオルで挟んで水気を取る「タオルドライ」がおすすめです。

ママ

ゴシゴシこすっちゃダメなんですね!優しく揺らすように洗うのがコツなんだ。

はい、赤ちゃんのデリケートな肌に触れるものですから。優しく洗うだけで十分なんですよ。

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干し方と保管のポイント

水通しが終わったら、いよいよ最後の仕上げ、干し方と保管です!

まず、ベビー服を干すときは「陰干し」が基本。
天気の良い日はつい日光に当てたくなりますが、強い直射日光は色あせや生地を傷める原因になってしまうんです。
風通しの良い日陰で、優しく乾燥させましょう。

また、小さなベビー服の型崩れを防ぐために、ベビー用のハンガーを使うのがおすすめです。
完全に乾いたら、ホコリがつかないよう大人用の衣類とは別の清潔なベビーダンスや収納ケースにしまいます。
この時、赤ちゃんへの刺激になる可能性があるため、防虫剤は使用しないようにしてくださいね。

ポイントはココ!
  1. 洗濯機は手洗いコースで脱水時間は短めに
  2. デリケートな衣類は手洗いでタオルドライ
  3. 陰干しで乾燥させ、防虫剤は使用しない

水通しのよくある疑問(洗剤は?天気は?)

水通しのよくある疑問(洗剤は?天気は?)

洗剤は必要?ベビー用洗剤の選び方

基本的に、初めてのベビー服や肌着の水通しは、水やお湯だけで十分です。
汚れを落とすことが目的ではなく、あくまで新品の衣類についている糊やホルムアルデヒドを落とすための作業なんですよね。

もし汚れや匂いが気になるときは、デリケートな赤ちゃんの肌に配慮したベビー専用の洗濯洗剤を使いましょう。
選ぶ際のポイントは「無添加」「無香料」「無着色」など、肌への刺激が少ないものを選ぶことです。

ママ

ふわふわにしたいから柔軟剤も使ったほうがいいですか?

柔軟剤はガーゼなどの吸水性を損なうことがあるので、新生児期は避けるのがおすすめですよ!

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香りが赤ちゃんへの刺激になる可能性もあるので、柔軟剤の使用は少し大きくなってから検討するのが安心です。

雨の日や冬はどうする?季節ごとの工夫

梅雨の時期や洗濯物が乾きにくい冬の季節は、無理に天気の良い日を待つ必要はありません。
便利な家電を活用して、効率よく乾燥させちゃいましょう!

部屋干しでもしっかり乾かす方法はいくつかあります。

  • 浴室乾燥機や除湿機を活用する
  • エアコンの除湿(ドライ)機能を使う
  • 扇風機やサーキュレーターで風を当てる

生乾きの状態は、せっかく清潔にしたベビー用品に雑菌が繁殖する原因になってしまいます。
完全に乾かすことを意識して、衛生的な準備を進めてくださいね。

お下がりや水通しを忘れた場合は?

お下がりのベビー服は、もらった時点できれいに洗濯されていることが多いですが、着せる前にもう一度水通しをするとより安心です。
というのも、長期間保管している間に、目に見えないホコリや湿気を吸い込んでいる可能性があるからなんです。
二人目以降の育児準備でも、赤ちゃんが袖を通す前に一度洗う工程を入れることをおすすめします。

もし出産準備が忙しくて、水通しをすっかり忘れてしまっても、まったく問題ありません!
赤ちゃんが実際に使う前に一度洗濯すれば大丈夫。
あまり神経質にならず、何よりもママ自身の体調を最優先してくださいね。

水通しは基本的に水だけで十分。完全に乾燥させることと、ママの体調を最優先することが大切です。

よくある質問

FAQ よくある質問

Q. 水通しは、いつまでに終わらせるべきですか?

体調が安定している妊娠後期、出産予定日の1〜2ヶ月前がおすすめです。臨月に入るとお腹が大きくなり作業が大変になることもあるので、余裕のある天気の良い日を選んで行いましょう。

Q. 洗濯洗剤は本当に使わなくていいの?

はい、水やぬるま湯だけで十分です。目的は汚れを落とすことではなく、新品の衣類についている糊や化学物質を洗い流すことだからです。もし気になる場合は、無添加・無香料など、赤ちゃん専用の肌に優しい洗剤を使いましょう。

Q. ふわふわにしたいけど、柔軟剤は使ってもいい?

柔軟剤は衣類の吸水性を損なう可能性があり、香りが赤ちゃんへの刺激になることもあるため、特に新生児期は使用を避けるのがおすすめです。生地を柔らかくするのが目的なら、水通しだけで十分ふんわりしますよ。

Q. 雨の日が続いてしまいます。部屋干しでも大丈夫ですか?

もちろん大丈夫です!浴室乾燥機や除湿機、エアコンのドライ機能などを活用しましょう。生乾きは雑菌の原因になるので、扇風機で風を当てるなど工夫して、しっかり完全に乾かすことが大切です。

Q. お下がりの服も水通しは必要ですか?

はい、基本的にお下がりの服も着せる前にもう一度水通しをすると安心です。長期間保管している間に、目に見えないホコリや湿気を吸っている可能性があるため、赤ちゃんが袖を通す前に一度洗ってあげましょう。

Q. 大人用の洗濯物と一緒に洗ってもいいですか?

いいえ、絶対に分けて洗いましょう。大人の衣類には、外のホコリや見えない雑菌が付着している可能性があります。生まれたばかりの赤ちゃんを守るためにも、ベビー服だけで洗うようにしてください。

Q. 事前に洗濯槽の掃除はしたほうがいいですか?

はい、水通しをする前には、洗濯槽クリーナーなどを使って掃除しておくことを強くおすすめします。せっかくベビー服を清潔にするのに、洗濯槽が汚れていては意味がありません。見えないカビや雑菌をしっかり除去しておきましょう。

まとめ

赤ちゃんの誕生を心待ちにしながら行う「水通し」、その大切さや具体的な方法が伝わったでしょうか?一見、少し面倒に感じるかもしれませんが、これはデリケートな赤ちゃんの肌を守り、心地よい毎日をプレゼントするための最初の愛情表現なんです!

難しく考えすぎず、まずはママ自身の体調を最優先してくださいね。天気の良い日に、パパと協力しながら楽しんで準備を進めるのも、きっと素敵な思い出になりますよ。

さあ、この記事を参考に、まずはベビー用品の洗濯表示をチェックしてみましょう!そして、水通しの計画を立てて、赤ちゃんを迎える準備を一つずつ進めていってくださいね!