出産準備の粉ミルクはどれくらい、いつ買う?量・選び方・必要グッズを解説

出産準備リストの中でも、粉ミルクを「いつ買うか」「どれくらい買うか」は悩ましい問題ですよね。母乳で育てたいと考えているママなら、そもそも必要なのか迷うかもしれません。

この記事では、そんなプレママさんの疑問をスッキリ解消!粉ミルクを買う最適なタイミングや最初に準備する量、失敗しない選び方から、一緒に揃えたい便利グッズまで詳しく解説します。この記事を読めば、安心して出産準備を進められますよ!

この記事の要点はココ!
  • 粉ミルクは妊娠後期か産後すぐ、産院で使ったものを買うのがおすすめ
  • 最初は飲み切れる少量から!スティックタイプか小缶を1つ準備しよう
  • 母乳育児希望でも、いざという時の「お守り」としてあると安心
  • 哺乳瓶や消毒グッズなど、ミルク以外の授乳アイテムも忘れずに準備

また、出産準備をいつ始めるべきかについて、全体の流れを知っておきたいという方は、まずこちらお読みください。
≫ 出産準備いつから始める?妊娠時期別のやることリスト完全ガイド

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そもそも出産準備に粉ミルクは必要?母乳育児でもいる?

そもそも出産準備に粉ミルクは必要?母乳育児でもいる?

出産準備リストを作成する中で、多くのママが悩むのが「粉ミルク」の必要性ではないでしょうか。

「母乳で育てたいからいらないかな?」と思いつつも、本当に準備しなくて大丈夫なのか気になりますよね。
結論から言うと、どんな育児スタイルを考えているかによって必要性は変わってきますが、母乳育児希望でも少量準備しておくと安心なんです。

母乳育児希望でも「お守り」として準備しておくと安心

「赤ちゃんが生まれたら、完全母乳で育てたい!」そう考えて準備を進めているママも多いですよね。
でも、産後すぐに母乳がじゅうぶん出るとは限らないのが現実だったりします。

また、ママ自身の体調不良や乳腺炎、薬の服用などで一時的に授乳が難しくなるケースも。
そんな「もしも」の時に備えて、新生児用の粉ミルクが少量でもあると、パパや他の家族も授乳を代わってあげられます。

あくまで「お守り」として準備しておくだけで、ママの心と体の負担をぐっと軽くできるというわけです。

混合育児や完全ミルク育児(完ミ)の場合は必須

はじめから混合育児や完全ミルク(完ミ)での育児を考えている場合、粉ミルクは必須アイテムです。
肌着やおむつ、哺乳瓶などと同じように、必ず出産準備リストに入れておきましょう。

産後は赤ちゃんのお世話でとにかく慌ただしい日々がスタートします。
そんな中で「ミルクがない!」と焦らないように、退院後すぐに使える量をあらかじめ準備しておくのがおすすめです。
いざという時に買い足しに走るのは大変ですからね。

ポイントはココ!

母乳育児希望でも「お守り」として少量準備、混合・完ミの場合は必須アイテムとして出産準備リストに必ず入れましょう。

粉ミルクはいつ買う?最適な購入タイミングを解説

粉ミルクはいつ買う?最適な購入タイミングを解説

おすすめは「妊娠後期(8ヶ月〜臨月)」

赤ちゃんの肌着やおむつ、哺乳瓶などのベビー用品を本格的に準備し始めるのはいつ頃ですか?
多くの方は、体調が比較的安定している妊娠後期に、入院グッズなどと一緒にまとめて購入するようです。

出産が近づくとお腹も大きくなり、動くのが大変になりますし、産後は新生児のお世話で買い物に行く時間もなかなか取れないもの。

慌ただしくなりがちな時期を避けて、心と時間に余裕のある妊娠8ヶ月〜臨月までに準備を済ませておくと、安心して出産を迎えられるのでおすすめですよ。

「産後すぐ」に購入するのも賢い選択

実は、粉ミルクの準備を「産後すぐ」にするというのも、とても賢い選び方なんです。

出産した産院で使われている粉ミルクを退院時に確認して、それと同じものを購入するという方法ですね。
この方法の最大のメリットは、赤ちゃんが病院で飲み慣れたミルクなので、自宅に帰ってからの授乳もスムーズに進む可能性が高いこと!

せっかく準備したのに、いざ飲ませてみたら全然飲んでくれない…なんて「育児あるある」を避けられるかもしれません。
入院中にネットで注文したり、家族に銘柄を伝えて買ってきてもらったりすると良いでしょう。

ママ

産後にミルクを選ぶなんてバタバタしそう…。どの種類がいいかもわからないし…。

大丈夫ですよ。まずは産院で使っているミルクを試すのが一番安心です。赤ちゃんも飲み慣れていますからね。

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最初に買う量は?おすすめの種類とメーカーの選び方

最初に買う量は?おすすめの種類とメーカーの選び方

まずは少量から!スティック・キューブタイプか小缶が正解

初めての粉ミルク準備、どれくらいの量から始めるべきか迷いますよね。
結論から言うと、最初に用意する量は、使い切りやすい「スティックタイプ」や「キューブタイプ」の少量パック、もしくは一番小さいサイズの「缶タイプ(300g前後)」を1つにしておくのが正解なんです!

なぜなら、赤ちゃんによってはミルクの好みがあったり、体質に合わない可能性もゼロではないから。
いきなり大容量の缶タイプを買ってしまうと、もし赤ちゃんが飲んでくれなかった場合に無駄になってしまうかもしれません。
まずは少量から試して、赤ちゃんの反応を見てから買い足していくのが賢い選択というわけです。

【比較】粉ミルクの3つの形状|缶・スティック・液体の違い

粉ミルクには、大きく分けて「缶」「スティック・キューブ」「液体」の3つの形状があることをご存知でしたか?
それぞれのメリットとデメリットを理解して、生活スタイルに合わせて使い分けるのが育児をラクにするコツですよ。

  • 缶タイプ:なんといってもコスパが良く、毎日の授乳にぴったりです。
  • スティック・キューブタイプ:一回分が個包装なので計量いらず!衛生的で、外出時や夜中の授乳にすごく便利なんです。
  • 液体ミルク:お湯で溶かす必要がなく、哺乳瓶に移せばすぐに飲ませられる手軽さが魅力。災害時の備蓄用としても注目されています。

このように、形状によって得意なシーンが違うんですよね。
普段は缶タイプを使いつつ、お出かけ用やもしもの時のためにスティックタイプや液体ミルクも備えておくと、どんな状況でも慌てずにすみます。

主要メーカーの特徴と産院での採用状況

いざ粉ミルクを選ぼうとすると、明治、森永、和光堂、雪印、アイクレオなど、たくさんのメーカーがあって本当に迷ってしまいますよね。
でも、安心してください!実は、日本の粉ミルクは国の厳しい基準をクリアしているため、どのメーカーを選んでも栄養成分に大きな差はないんです。

じゃあ、何を基準に選べばいいの?という話ですが、まず試してほしいのが「産院で使っていたもの」。
赤ちゃんが生まれてからずっと飲んでいる味なので、スムーズに受け入れてくれる可能性が高いんですよ。

ママ

なるほど!産院で使っていたものなら、赤ちゃんも慣れているから安心ですね!

その通りです。また、各メーカーの公式サイトでサンプルを申し込めることもあるので、いくつか試してみるのもおすすめですよ。

STUDY PARK

サンプルをいくつか試して、赤ちゃんの飲みっぷりが一番良いものを選ぶというのも、納得のいく選び方だと思います。

ポイントはココ!
  1. 最初は少量(スティック・キューブか小缶300g)から試す
  2. 産院で使用していたメーカーが安心
  3. 形状別に使い分けると育児がラクになる

粉ミルクと一緒に揃えたい!必須の授乳グッズリスト

【出産準備】粉ミルクと揃える授乳グッズ チェックリスト
  • 粉ミルク(少量タイプ):まずはスティック・キューブか小缶で、赤ちゃんの好みや体質に合うか確認。
  • 哺乳瓶(大小2本以上):新生児用の160ml前後と、すぐ必要になる240mlサイズを準備しておくと安心です。
  • 哺乳瓶の消毒グッズ:電子レンジ、薬液、煮沸など、ご自身の生活スタイルに合うものを1種類。
  • 哺乳瓶用の洗浄ブラシと洗剤:細かいパーツも洗いやすい専用ブラシと、赤ちゃん用の洗剤をセットで。
  • 調乳用ポット or ケトル:70℃以上を保温できるタイプだと、夜中の授乳が格段に楽になります。
  • 湯冷まし or 調乳用水:作ったミルクを素早く人肌に冷ますための必需品です。
  • ガーゼハンカチ(10枚以上):授乳時の口拭きや吐き戻し対策に。すぐに使えるよう多めに用意。
  • 液体ミルク:お湯いらずですぐ飲ませられるので、外出時や災害時の「お守り」として。

粉ミルクと一緒に揃えたい!必須の授乳グッズリスト

粉ミルクでの育児を決めたら、ミルク本体以外にも準備しておきたいグッズがいくつかあります。
特に新生児期の赤ちゃんとの生活では、授乳は頻繁にあるので、便利なアイテムを揃えておくことでパパやママの負担をぐっと減らすことができるんです!

ここでは、最低限これだけは揃えておきたい、という必須の授乳関連グッズのリストをご紹介しますね。

哺乳瓶と乳首(サイズ違いで2〜3本)

哺乳瓶選びって、実はとっても奥が深いって知っていましたか?
新生児期は一度に飲む量が少ないので、120ml〜160mlの小さめサイズが使いやすいです。

でも、赤ちゃんの成長はあっという間!
すぐに飲む量が増えるので、240ml程度の大きめサイズも一緒に準備しておくのがおすすめなんです。素材もガラス製やプラスチック製があったり、乳首の形状も様々なので、赤ちゃんのお気に入りがみつかるように、何種類か試せるようにしておくと安心ですよね。

哺乳瓶の消毒・洗浄グッズ

生まれたばかりの赤ちゃんの免疫力は、まだとても未熟な状態です。
そのため、使用後の哺乳瓶は雑菌の繁殖を防ぐために、毎回きちんと消毒することが必要になります。

消毒方法には主に3つの種類があり、ご家庭のライフスタイルに合わせて選ぶのがベストですよ!

  • 手軽で時短できる「電子レンジタイプ」
  • つけ置きするだけの「薬液タイプ」
  • 昔ながらで安心の「煮沸消毒」

ママ

消毒方法にも色々あるんですね!どれが自分の生活に合うのか迷っちゃいます…。

そうなんです。夜間の授乳が多いなら薬液タイプ、手間を省きたいならレンジタイプなど、ご自身の生活を想像して選ぶと失敗が少ないですよ。

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哺乳瓶専用の洗浄ブラシや、赤ちゃんに安心な素材の洗剤も忘れずに準備しておきましょう。

調乳用のお湯と便利アイテム

粉ミルクの調乳には、70℃以上のお湯が推奨されていることをご存知ですか?
これは、粉ミルクに含まれる可能性のある菌を殺菌するためなんです。

でも、授乳のたびに毎回お湯を沸かすのは、正直かなりの手間ですよね…。
そこでおすすめなのが、保温機能付きの電気ポットや調乳専用ポット!

これがあれば、いつでもサッと調乳できて、夜中のミルク作りも格段に楽になりますよ。
また、お湯を適温まで冷ますための「湯冷まし」や、外出時に重宝する「調乳用ステンレスボトル(魔法瓶)」なども、必要に応じて買い足していくと育児がもっとスムーズになるので、ぜひチェックしてみてください。

ご注意

調乳には必ず70℃以上のお湯を使用し、哺乳瓶は毎回きちんと消毒することが重要です。赤ちゃんの健康を守るために手を抜かないようにしましょう。

よくある質問

FAQ よくある質問

Q.完全母乳育児を目指していますが、それでも粉ミルクは必要ですか?

はい、少量準備しておくことをおすすめします。産後すぐに母乳が十分に出なかったり、ママの体調不良で授乳できない場合に備えて「お守り」として持っておくと、心に余裕が生まれますよ。

Q.粉ミルクの賞味期限はどれくらい?早く買いすぎても大丈夫?

未開封の粉ミルクの賞味期限は、製造から1年半〜2年程度が一般的です。妊娠後期に購入しても十分期限内に使い始められるので安心してください。ただし、念のため購入時にパッケージの賞味期限を確認しましょう。

Q.開封後の粉ミルク(缶タイプ)はどのくらいで使い切るべきですか?

衛生面から、開封後は1ヶ月以内に使い切ることが推奨されています。そのため、出産準備で最初に買うのは、使い切りやすいスティックタイプや小缶がおすすめです。

Q.準備したミルクを赤ちゃんが飲んでくれません。どうすればいいですか?

赤ちゃんにも味の好みや、乳首の感触の好みがあります。まずは産院で使っていたミルクや乳首を試すのがおすすめです。それでも飲まない場合は、別のメーカーのサンプルを試したり、哺乳瓶の乳首を変えてみたりするのも一つの方法です。

Q.メーカーによって何が違うのですか?どれを選べばいいか分かりません。

日本の粉ミルクは国の厳しい基準をクリアしているため、栄養成分に大きな差はありません。ただし、甘みや溶けやすさなどに細かな違いがあります。まずは産院で使っていたものから試し、赤ちゃんの飲みっぷりや便の状態を見て選ぶのが良いでしょう。

Q.出産準備で液体ミルクだけ用意するのはアリですか?

液体ミルクは調乳の手間がなく非常に便利ですが、粉ミルクに比べてコストが高くなる傾向があります。普段使いはコスパの良い粉ミルク、お出かけや夜間、災害時用として液体ミルク、というように使い分けるのがおすすめです。

Q.哺乳瓶は最低何本必要ですか?

洗浄・消毒のサイクルを考えると、最低でも2〜3本あると安心です。新生児期向けの小さいサイズ(160ml)と、すぐに飲む量が増えることを見越した大きいサイズ(240ml)を両方準備しておくと長く使えます。

Q.アレルギー対応ミルクも準備した方がいいですか?

医師からの指示がない限り、自己判断でアレルギー対応ミルクを準備する必要はありません。アレルギーが疑われる場合は、まずかかりつけの小児科医に相談し、指導に従って適切なミルクを選びましょう。

まとめ

出産準備の粉ミルク、いつ・どれくらい・何を選べばいいか、具体的にイメージできましたか?ポイントは、慌てず妊娠後期に「少量から」準備を始めること。そして、産院で使っているものを参考にすれば、大きな失敗はありません!

完璧に揃えなくても大丈夫。まずは赤ちゃんの顔を思い浮かべながら、楽しみながら準備を進めることが一番大切です。この記事を参考に、さっそく授乳グッズの買い物リストを作ったり、気になるメーカーのサンプルを申し込んでみたりしてはいかがでしょうか?応援しています!