新生児1日のミルクの量、目安は?計算方法と足りているサインを解説

新生児1日のミルクの量

生まれたばかりの新生児との生活、ミルクの量が足りているか、あげすぎていないか、不安になりますよね?特に初めての育児ならなおさらです。

この記事では、新生児のミルク量の目安や計算方法、そしてミルクが足りているかどうかのサインを分かりやすく解説します。

赤ちゃんの個人差も大きい授乳。数字の目安だけでなく、赤ちゃんのサインを見極めるポイントを知ることで、ママやパパの不安が解消され、自信を持って授乳できるようになりますよ!

この記事の要点はココ!
  • 新生児のミルク量は個人差が大きく、目安はあくまで参考にする。
  • 1日の総ミルク量は「体重(kg) × 150ml」で計算できる。
  • 体重増加、おしっこやうんちの回数、機嫌などから足りているか総合的に判断する。
  • 飲みムラは当たり前。1回ごとではなく1日のトータル量で考えよう。
  • 不安なときは一人で抱え込まず、医師や助産師などの専門家に相談することが大切。

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新生児のミルク量の目安【日齢・週齢別】

生まれたばかりの赤ちゃんの育児では、ミルクの量が足りているか、反対にあげすぎていないかと不安になることも多いですよね。特に初めての育児なら、なおさらです。

新生児期のミルク量は、赤ちゃんの成長や発達にとって非常に重要ですが、その飲み方には大きな個人差があります。あくまで目安として捉え、赤ちゃんの様子をしっかり観察しながら、その子に合った授乳リズムを見つけていくことが大切なんです。

1回あたりのミルク量と授乳回数

生まれたばかりの赤ちゃんの胃はとても小さく、一度にたくさんの量を飲むことはできません。そのため、少量ずつ頻繁に授乳する必要があります。基本的には3時間間隔が目安ですが、赤ちゃんが欲しがるときにあげるのが一番です。

成長とともに少しずつ飲む量が増え、授乳間隔も空いてくるのが一般的。赤ちゃんの成長ペースに合わせて、焦らず進めていきましょう。

ママ

目安は分かったけど、毎回きっちり飲んでくれなくて不安になります…。

大丈夫!赤ちゃんのペースが一番大事ですよ。飲み方に個人差はつきものですから、機嫌や体重の増え方をみてあげましょう。

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1日の総ミルク量の計算方法

赤ちゃんの体重から1日のミルクの総量を計算する方法があるって、知っていましたか?これは授乳量を調整する際の、ひとつの参考になるので覚えておくと便利ですよ。

計算方法は「体重(kg) × 150ml」がひとつの目安とされています。例えば、体重3kgの赤ちゃんなら、1日の総ミルク量は約450mlという感じです。ただし、これはあくまで目安の数字!母乳とミルクの混合育児の場合や、赤ちゃんの飲み方によっても量は変わってきます。

大切なのは、計算結果だけに縛られず、赤ちゃんのサインを見逃さないこと。体重の増え方やおしっこの回数、機嫌などを総合的に観察して、その子の健康状態を判断してあげてくださいね。

ポイントはココ!

不安なときは一人で悩まず、病院の医師や看護師に相談してみましょう。育児アプリで日々の授乳時間や量を記録しておくと、相談する際にもスムーズです。

これで安心!ミルクが足りている・飲み過ぎのサイン

これで安心!ミルクが足りている・飲み過ぎのサイン

ミルクが足りている5つのサイン

育児書に書いてあるミルクの目安量と違うと、つい不安になってしまいますよね。でも、赤ちゃんの成長や発達には大きな個人差があるんです。目安量ぴったりでなくても、これから紹介する5つのサインが見られれば、基本的にはミルクが足りていると考えて大丈夫ですよ!

ママ

目安量に届かないと、すごく不安になってしまって…。

そのお気持ち、よく分かります。でも数字だけが全てじゃないんです。赤ちゃんの機嫌や体重の増え方など、全体で見てあげましょう。

STUDY PARK

数字に一喜一憂するのではなく、目の前の赤ちゃんの様子をしっかり観察することが何より大切なんです。具体的なチェックポイントを確認していきましょう。

  • 体重の増加ペースが順調か
  • おしっことうんちの回数・色がいつも通りか
  • 授乳後の赤ちゃんが満足そうにしているか
  • 肌にハリがあって顔色が良いか
  • 【母乳の場合】授乳後におっぱいが軽くなるか

特に体重は成長の分かりやすいバロメーターです。毎日測ると少しの増減で悩みがちですが、1週間単位など少し長いスパンで見てあげると、赤ちゃんのペースが見えてきて安心できますよ。

ミルクが飲み過ぎている時の注意点

「欲しがるだけあげていたら、吐き戻しが増えた…」なんて経験はありませんか?ミルクが足りているか不安になる一方で、飲み過ぎもまた心配の種ですよね。授乳のたびにダラダラと口からミルクがこぼれる程度なら生理的なものなので、あまり心配はいりません。

しかし、お腹がパンパンに張って苦しそうだったり、体重が成長曲線を大きく超えて増え続けていたりする場合は、飲み過ぎのサインかもしれません。

ご注意

噴水のように勢いよく吐いたり、吐いたものに緑色や血液のようなものが混じっていたり、吐いた後にぐったりして顔色が悪い場合は、すぐに病院へ相談してください。

赤ちゃんの健康状態を見極めるのは難しいもの。少しでも不安なことや、いつもと違う様子が見られたら、迷わずかかりつけの医師や看護師さんに相談するのが一番ですよ。

ミルクの量を調整するタイミングと方法

ミルクの量を調整するタイミングと方法

赤ちゃんの成長は本当にあっという間ですよね。それに伴い、ミルクの量も見直していく必要があります。でも、「いつ、どれくらい調整すればいいの?」と悩むママやパパは少なくありません。

赤ちゃんのサインをしっかり観察して、適切なタイミングでミルクの量を調整してあげましょう。

ミルクの量を「増やす」タイミング

赤ちゃんが送る「ミルクが足りないよ!」というサイン、見逃していませんか?授乳が終わった後も口をパクパクさせたり、泣きやまなかったりするのは、お腹がまだ満たされていないサインかもしれません。

また、いつもより授乳間隔が短くなったり、体重の増え方が緩やかになったりするのも、ミルクの量を増やす目安になります。

量を増やす際は、一度に10〜20mlずつ足して、赤ちゃんの飲み方やその後の様子をしっかり観察してみましょう。赤ちゃんの成長のペースには個人差があるので、焦らずその子のリズムに合わせてあげることが大切なんです。日々の記録をつけておくと、変化に気づきやすいのでおすすめですよ。

ミルクの量を「減らす」時の考え方

ミルクの飲み過ぎサインとは、具体的にどのような状態を指すのでしょうか。例えば、授乳のたびに大量に吐き戻したり、お腹がパンパンに張って苦しそうにしていたりする場合、少し量が多すぎるのかもしれません。体重が成長曲線を大きく超えて増え続けている時も、一度見直しを検討するタイミングです。

ただし、赤ちゃんの健康に関わることなので、自己判断で急に量を減らすのは避けましょう。

ママ

うちの子、よく吐き戻すんですけど、これって飲み過ぎなんでしょうか…?

吐き戻しの原因は様々です。体重の増え方や機嫌も合わせて観察しましょう。心配な時は病院で相談するのが一番ですよ。

STUDY PARK

育児の不安や悩みは、かかりつけの医師や看護師、助産師といった専門家に相談するのが安心です。大切な赤ちゃんの健康のため、プロのサポートを上手に活用してくださいね。

【混合栄養】母乳とミルクのバランスはどう考える?

【混合栄養】母乳とミルクのバランスはどう考える?

混合栄養は、母乳とミルクの両方から赤ちゃんに必要な栄養を与える授乳方法です。ママの体調や仕事復帰など、さまざまな理由で選ばれており、育児の柔軟性を高めてくれる心強い選択肢なんですよね。

大切なのは、母乳とミルク、それぞれのメリットを理解し、赤ちゃんの成長や発達に合わせてバランスを調整していくことです。育児書通りのスケジュールにならなくても、焦る必要はありません。

混合栄養の基本的な考え方は「母乳を先、ミルクを後」という順番です。まず両方の乳房から母乳をしっかり飲ませ、それでも足りなさそうな場合にミルクを足します。なぜなら、おっぱいを吸う刺激が母乳の分泌を促すため、先にミルクをあげると母乳の出が悪くなってしまう可能性があるからなんです。

ママ

母乳がどれくらい出ているか分からないから、ミルクを足す量の目安が分からなくて…。

分かります。でも赤ちゃんの体重が順調に増えて、機嫌が良ければ大丈夫ですよ。個人差が大きいので、数字だけに捉われないでくださいね。

STUDY PARK

ポイントはココ!

母乳の分泌量は時間帯によっても変化し、赤ちゃんの飲み方にも個人差があります。ミルクを足す量は目安として考え、赤ちゃんの様子を見守りながら親子で授乳リズムを作っていきましょう。

目安に振り回されないで。新生児の授乳で大切なこと

目安に振り回されないで。新生児の授乳で大切なこと

新生児期の赤ちゃんの授乳は、育児の中でも特に悩みがちなことの一つですよね。育児書やインターネットに載っている「1日のミルクの量」の目安と、目の前の我が子の飲みっぷりが違うと、つい不安になってしまうものです。

でも、大切なのは数字の目安に一喜一憂することではありません。赤ちゃんの体重が順調に増えていて、機嫌よく過ごせているなら大丈夫!新生児の授乳で本当に大切なポイントを一緒に見ていきましょう。

赤ちゃんの個人差(飲みムラ)を受け入れる

新生児のミルクの量って、本当に個人差が大きいって知っていましたか?大人に食欲の差があるように、赤ちゃんも一度にたくさん飲む子もいれば、少しずつ何回にも分けて飲む子もいるんです。

また、同じ赤ちゃんでも日によって飲む量が変わる「飲みムラ」があるのも、ごく自然なこと。「さっきはあまり飲まなかったのに…」と1回ごとの量で悩むのではなく、1日のトータル量で赤ちゃんの成長を見守ってあげることが大切なんですよね。

授乳の間隔や回数も赤ちゃんのリズムに合わせて、ゆったりとした気持ちで向き合っていきましょう。

育児記録アプリを活用して客観的に把握する

日々の授乳記録、手書きの育児日記も素敵ですが、最近は育児記録アプリがすごく便利なんです!スマホで簡単に授乳の時間やミルクの量、母乳の左右どちらをあげたか、さらには睡眠時間や排泄の記録までつけられるんですよ。

毎日記録を続けることで、漠然とした不安が「見える化」されるのが大きなメリット。赤ちゃんの生活リズムや成長のパターンを客観的に把握できるので、漠然とした不安が解消されることも少なくありません。

また、病院での健康相談や健診の際、医師や看護師に赤ちゃんの様子を正確に伝えるための貴重なデータにもなります。育児の心強いサポート役として、ぜひ活用してみてください。

不安なときは専門家に相談しよう

授乳に関する悩みや不安は、一人で抱え込まないでくださいね。特に初めての育児では、分からないことだらけで当たり前なんです。「これでいいのかな?」と感じたら、専門家に相談する勇気も大切です。

赤ちゃんの健康や発達について心配なことがあれば、いつでも頼れる場所があります。例えば、出産した産院や地域の保健センター、かかりつけの小児科などが主な相談先です。

ママ

ミルクの量が足りてるか不安で…。こんな些細なことで相談してもいいんでしょうか?

もちろんです!ママの不安を取り除くのも私たちの役目。どんな小さな悩みでも聞かせてくださいね。

STUDY PARK

体重の増え方が心配だったり、おしっこの回数が極端に少なかったりするときは、迷わず病院や専門機関に連絡しましょう。ママと赤ちゃんの健康を守るための、大切な一歩ですよ。

よくある質問

FAQ よくある質問

Q.毎回ミルクの目安量を飲んでくれないのですが、大丈夫でしょうか?

大丈夫です!大人に食欲の差があるように、赤ちゃんにも個人差や日による「飲みムラ」があります。1回ごとの量に一喜一憂せず、1日のトータル量や、体重の増加、機嫌の良さなど、赤ちゃんの様子を総合的に見てあげましょう。

Q.きっちり3時間ごとに起こして授乳した方がいいですか?

基本的には、赤ちゃんが欲しがるタイミングで授乳するのが理想です。しかし、体重がなかなか増えない場合や、長時間眠り続けてしまう場合は、3時間を目安に一度声をかけたり、優しく起こしたりして授乳を促してあげると良いでしょう。

Q.吐き戻しが多いのは、ミルクを飲み過ぎているサインですか?

授乳のたびに口からダラダラとこぼれる程度であれば、新生児にはよくあることなので心配いりません。ただし、噴水のように勢いよく吐いたり、吐いた後にぐったりしていたりする場合は、飲み過ぎや他の病気の可能性も考えられるため、すぐに小児科を受診してください。

Q.混合栄養の場合、ミルクはどのくらい足せばいいですか?

母乳がどれくらい出ているか正確には分からないため、ミルクを足す量に悩みますよね。まずは母乳を両方のおっぱいからあげて、それでも赤ちゃんが泣きやまなかったり、口をパクパクさせたりしていたら、20ml程度からミルクを足してみて、赤ちゃんの様子を見るのがおすすめです。

Q.おしっこやうんちの回数でミルクが足りているか分かりますか?

おしっこは1日に6回以上、うんちは生後1ヶ月頃までは1日に2〜5回程度が目安です。ただし個人差が大きいため、回数だけでなく、おしっこの色が薄い黄色か、うんちの状態がいつもと変わりないかも合わせてチェックしましょう。

Q.ミルクの量を増やすのは、どんなタイミングが良いですか?

授乳後も泣きやまなかったり、すぐに次の授乳を求めたりする時間が増えてきたら、量を増やすサインかもしれません。また、体重の増え方が緩やかになった時もタイミングの一つです。一度に10〜20mlずつ増やし、赤ちゃんの様子を見ながら調整してあげましょう。

まとめ

新生児のミルク量について、目安や計算方法、足りているサインなどを解説しました。育児書通りの量にならなくても、赤ちゃんの体重が順調に増えていて機嫌が良ければ、基本的には心配いりません。大切なのは、数字に一喜一憂せず、目の前の赤ちゃんの様子をしっかり見てあげることです。

それでも、初めての育児は不安がつきもの。一人で抱え込まず、ぜひ周りを頼ってくださいね。

この記事を読んで少しでも不安が軽くなったら、まずは育児記録アプリで日々の様子を記録してみませんか?客観的なデータは、いざという時に専門家へ相談する際にも役立ちます。いつでも相談できる場所をリストアップしておくのもおすすめです。赤ちゃんと一緒に、ママやパパのペースで進んでいきましょう!